久々のブログ更新です。

とういうのも、闘病中の父が先週3月14日の亡くなりました。享年86歳。長生きですよね。
書くか悩みましたが、きちんと残しておきたいなと思い書くことにしました。

父は昨年10月中旬頃に肺癌がステージ4(すでにリンパと肝臓に転移)が見つかり、治療しておりました。抗癌剤を2回ほどやって、肺癌は小さくなったのですが、転移していた肝臓癌が想像以上に増えていたため先生の勧めもあり免疫治療に切り替えました。免疫治療は今注目の癌治療法で副作用も抗癌剤に比べて少なく、効果も高いと期待されているものです。最初からこの治療を行いたいと私は思っていたので、できると聞いたときにはとても嬉しかったです。

父は高齢にもかかわらず頑張って抗癌剤の副作用と戦ってきました。軽いとはいえやはり副作用は大変なので今回の免疫治療を最後にあとはゆっくり自宅で残りの人生を穏やかに過ごしてもらえればなと思っていました。しかし、この免疫治療の副作用で以前から患っていた間質性肺炎の急性増悪が起こり、ステロイド治療で一度は回復したのですが、すぐにまた急性増悪が起こり2回目は回復することなく息を引き取りました。免疫治療の効果は2ヶ月後くらいとのことで、その前に肝臓や腎臓の値も悪くなっており、多臓器不全も起こしてました。でもモルヒネを打つこともなく全く苦しまず、本当に安らかに静かに静かに心臓が止まって行きました。

家族のために、歳離れた妻のために最後まで生きようとした父の姿は素晴らしかったです。先生も褒めてくださりました。

ちなみに、思い起こせば間質性肺炎ば5年前くらいから発症してたと思われます。息切れがひどかったので。でももともと息切れしやすい人だったで逗子、まあ歳のせいかなと肺炎を患っているとは気づきませんでした。高齢者はこういうパターンが多いそうなので息切れがひどい場合はぜひ病院で検査してみてください。
で、この間質性肺炎は平均余命が5年だそうです。結構怖い病気です。しかも進行すると肺癌を発症します。おそらく父はこのパターンと思われます。原因は喫煙とのこと。38歳には禁煙して、その後ずっと吸っていなかったのに影響が出てくるとのことです。現在喫煙している方、家族を悲しませないためにもぜひ気をつけてください!

闘病中の5ヶ月間、きちんと父と向き合い、過ごしてこれたことは本当によかったと思っています。家族の絆をより強く感じることができました。これは父が最後に残してくれた私たちへの最高のプレゼントです。

3月に入り余命1週間と聞いてからずっと、亡くなった後もものすごく泣きました。。家族とても仲よかったですし、大好きな父親なので。私は昔からとにかく両親に喜んでもらうのが好きでした。高校時代は結構勉強が好きだったのですが、それも両親が喜ぶからですし、社会人になってからも何度も旅行をプレゼントしたり、一緒に旅行に行きましたが、それもやはり喜ぶ顔が見たいから。父や母が喜ぶからこそいろいろ頑張ってきたのにな、、、、と思ってしまいます。

でもいつまでもくよくよ泣いているのは父が喜ぶはずがありません。これからは天の父が喜んでくれると思って頑張っていきたいと思います。そして、最後まで気にかけていた仲良しで大好きな母のことは家族みんなで幸せにしていきたいと思っています。

とにかく家族について、愛について、生について真剣に考える最高の機会となりました。

お父さん、今までありがとう。そしてこの機会を与えてくれてありがとう。

こちらは火葬場が空いなくて葬儀まで日にちがあったので作ったメモリアルボード。大泣きしながら写真選びました。厳選して。母も参列者も喜んでいました。
今は自宅の壁に貼ってあります。49日過ぎたらお花をもっと華やかなものに変える予定!
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